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ポーの一族秘密の花園 1/萩尾望都【合計3000円以上で送料無料】 価格:750円 |
最近、宝塚で千葉雄大さんがアラン役で出ると聞いて「は?何て?」と混乱したこめむちです。
2018年にも宝塚で明日海りおさんがエドガー役でポーの一族が舞台化してたんですね・・・・・・オイオイ、主人公は14歳の少年だぞ~無理ありすぎでしょ、って思ってたけど、写真見たら美しすぎて納得した。これはアリだ・・・・・・。
時期的に新型コロナの影響がないことを祈るばかりであります。
薔薇と人間の生気を吸い、永遠を生きる吸血鬼の一族となった少年が時を越えて様々な人々の前に現れ、美しく、恐ろしく、優しく、時に哀しい物語が紡がれる全5巻で一度完結した1970年代の漫画。
叔母に勧められてハマった古い少女漫画なのですが、読み出すと止められない魅力に溢れております。吸血鬼ものが好きなら是非読んで欲しい作品です。
秘密の花園1には、完結した全5巻に出てきた、顔だけがエドガーで描かれた「ランプトンの肖像」がどんな理由で制作されたのかがわかります。
絵の作者であるアーサーの顔の傷の理由も。
タイミング悪く眠りの次期に入ったアランのため、アーサーの屋敷で絵のモデルとなったエドガーが・・・・・・苦労します。
今回も要介護かアラン・・・・・・いや姿を見れただけ嬉しいけども!
リデルの話がちょこっと出て来てこれも嬉しい。
今回のエドガーはまだ吸血鬼として未熟なところを指摘されたり自覚したり、成長する過程が可愛く見える・・・・・・けど彼の犠牲者はやはり出る。
彼が人間に愛情を与える時、糧としか見ていない時の温度差は相変わらず。心地よくも恐ろしく、美しい。
周囲で次々犠牲者が出る中、今後アーサーとの関係がどうなっていくのか、早く続きが読みたい!
巻末には萩尾先生の大英博物館マンガ展での楽しいお話と、アランとお婆さんのちょっと切ない読み切りの漫画もあり。
さて、細部の確認もかねて全5巻読み返そう♪